個展「人が記号になるとき」で展示した、『哲学のふせん』。
販売を再開しています。1セット300円
100枚つづり×2個入り
取り扱い店舗は
・恵文社 (京都・一乗寺) オンラインショップでも購入できます
http://www.keibunsha-books.com/
・MEDIA SHOP(京都・三条)
http://www.media-shop.co.jp/
・Felt(東京・代官山)
http://felt.jp.net/
・ミハルス(大分)
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3 months ago
February 1, 2013バトルマニアである悟空は、戦うことが嫌いな悟飯を自分の世界に何の覚悟もないまま 戦いの世界に引き入れた揚句、息子が苦しむ様を見ながら何の手助けも行おうとしませんでした。
悟空は普段から笑顔ですが、彼のやっていることは、「乗らな いのなら帰れ!!」と実の息子を道具扱いしたエ ヴァンゲリオンの碇ゲンド ウと何ら変わりません。
「悟空……きさまはまちがっている…悟飯は きさまのように戦いは好きじゃないんだ…………!! その作戦、悟飯は知っているのか… ちゃんと話し合ったのか!?」
ここで、読者は悟空が人間として、父親として致命的な欠陥を有していたことに気付きます。息子と精 神と時の部屋の中や休暇の間にじっくりと過ごす日々を持っていながら、息子と何ら話し合っていなかった事を。
現代社会はディ スコミュニケーションの問題がしきりと叫ばれていますが、90年代半ばの一見平和そうに見える悟空一家の内情はディ スコミュニケーションの修羅場だったわけです。
そして悟空自身も自分が戦うのが好きだから自分の息子も同じように戦うのが好きだろうと、また子供を自分の意思で思い通りに出来ると思い上 がっていた事に他人であるピッコロの指 摘で気付かされます。
「…今、悟飯が何を思っているか分かるか!? 怒りなんかじゃない!! なぜおとうさんはボクがこんなに苦しんで死にそうなのに助けてくれないんだろう…」
改めて文章に起こすと、悟 飯の心中が思いやられて思わず涙がこ み上げてきそうです。これはセルとの戦いの場面限定ですが、この言葉はいじめにあっている子供の叫びと被って見えてきます。
この場面のピッコロの表 情を見れば、直接悟空を罵倒したりはしていませんが、地球を救った英雄の悟空を、非道の限りを尽くした大魔王であったピッコロが責 めている事が良く分かります。
バトルマニアの悟空は、かつて大魔王であったピッコロにも ある人間らしい心をまるで持ち合わせていなかった事を読者と悟空は気付かされました。










